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これからまた試験が始まると言う。
話を聞くには1日の間に気の合う数人のパーティーを作ってフィールドの何処かにあると言う白魔法の魔道書を見つけろと言う事らしい。
数人仲間を作って助け合いながらクリアしろと言う事だ。
ロベルトは初日と言うだけあり張り切っていた。
ーーー翌日。
生徒達は何個かのパーティーを作り広場に集まる。
そんな中、パーティーを一人も作れず孤立している生徒がいた。
言わずもなが、ロベルトだ。
(寂しくなんかない…俺は勇者だ、DQ1の勇者だって一人で竜王を倒しに行ってたでは無いか…)
ロベは自分に言い聞かせ孤立に耐える。
教師はマイクに向かって言う。
「そこの生徒をパーティーに入れるものはおらんかね?」
誰もロベを入れようとするものはいない。
教師すらロベルトを腫れもののように見る。
「はい」
そんな中、一人だけ手を挙げる者がいた。
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