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ともあれ魔道書を手に入れる冒険の旅は始まった。
「イミコちゃん、俺の後ろにいて、後ろの方が安全だ!」
ロベはイミコを後ろにさがらせる。
「場所にもよりますが…実はこうした道を歩く時は前のほうが安全なのですよ?私はそれでも構いませんが♪」
イミコは笑顔で突っ込みを入れる。
(そうなのか?)
RPG世界を知り尽くしていたロベはリーダーが前に出て体力の無いものを後ろに下がらすものとロベは考えていたが現実はそうで無かったようだ。
「うわあん!」
ロベはまたも恥ずかしくなり泣き出した。
「お気になさらず…こうして女性を守ろうとする男性は素敵ですよ♪」
ロベをイミコが励ます。
そしてロベは大剣で魔物を一掃していきながらレベルを上げていき、イミコは少なくなったHPを魔法で回復させていきながら、奥へと進んだ。
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