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ロベが思ったのはHPを回復させる存在は一人は必要という事と女の子に助けられるなんてみっともないなと言う劣等感だった。
「はぁ~情けないな女の子に助けられるなんて…」
ロベは自分の情けなさにため息を漏らす。
「そんな事はありませんロベルトさんは私を守ろうと懸命に魔物を倒していってるでは無いですか」
「でも男の子が女の子を全力で守らないといけないってのに俺はHPなんて回復させられないし攻撃役に甘んじてちゃ…」
「ロベさん!」
軽くイミコが女々しく泣き言を漏らすロベを叱る。
「男性だからと力みすぎる必要はありません、男性も女性も関係なく互いに補っていくのが大事な事だと考えます、違いますか?」
「うん…ごめん、へこたれちゃって…」
「良いのよ、さあ火を消して進みましょう」
ロベ達は身辺を整理して再び進んだ。
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