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ロベルトとリックは魔法都市マシディアにやって来た。
北欧を思わせる建物が立ち並び澄んだ川が流れ人懐っこい人々で賑わう街だ。
「へ~いお姉ちゃ~ん♪」
リックが若い女性達に手を振ると向こうもニッコリとして手を振ってくれる。
「全くリックは女の事しか頭に無いのか?」
ロベルトは拗ねたように言う。
「妬いてるのか?俺がモテるからって」
「そんなんじゃねーよ」
勿論それも含まれるが不器用なロベルトには女性の顔を見る事さえままならない。
勿論女性と手を握るのは夢のそのまた夢だ。
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