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ーーーーとある公園。
「すっかり道に迷っちまった、しかし腹へったなぁ…」
ロベは少ししか朝食を摂っていなくもっと食べたいと腹が伝えてきた。
そんな公園に一人の少女が「おいでー♪」とモーグルと言う生き物に栗まんじゅうを食べさせようとしていた。
*モーグルとはコアラとネコを掛け合わせたような生き物で頭にポンポンがついた愛くるしい動物である。
「うーん、食べないわねぇ…」
彼女は和服を着ていて黒く長いサラサラした髪を垂らし顔立ちの整った和風美人だった。
そんな彼女の前にロベが栗まんじゅうの甘い香りにつられたのか、美少女につられたのか、ヨダレを垂らして見つめていた。
(モーグルじゃなくて、男の子が食いついちゃった♪)
少女は腹を空かして見ているロベに栗まんじゅうを食べさせることにした。
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