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「あれ？ここ以前に来てなかったか？」
ロベはまた同じ所に来てしまったのに戸惑いを覚える。
一方イミコは息を切らしている。
「ハァハァ、にゅ、入学式は明日よ」
「え？」
「ですから、入学式は明日ですよ」
その言葉を聞いた途端ロベは気恥ずかしくなり、泣き出した。
「うわぁん！」
「面白い子ですね♪」
今度はイミコが親切にロベを宥めながら道案内をし、二人は分かれた。
ーーーリックの別荘。
「おかえり、学校はどうだった？」
「この街って中々見所があって良いところだな」
「そうか、ところで学校はどうだった？」
「腹へった、夕飯でも作ってくれ」
「学校は…」
「くどい！」
学校の事を幾度か聞いてくるリックに業を煮やしロベは思わず足蹴してしまった。
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