最後の七夕

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織姫「ふふふー!人間に紛れて祭りを楽しむのも悪くないのー!」 彦星「あははー!下界は僕らの話で持ちきりだ!誰もが一年に一度の僕らの出会いを祝福してくれている!」 織姫「おおー毎度お馴染みの短冊じゃ!笹が揺れて各々願いを主張しているようじゃ!」 彦星「願いを叶えてくれるなんて誰が言い出した事か知らないけど、今夜は気分良いから一つぐらいは叶えてあげちゃおうか?」 織姫「おお、そうじゃな!では早速読んでみようぞ!」 【織姫と結婚したい】 彦星「ッなんだとこの野郎!織姫は僕んだぞ!!」 織姫「彦星落ち着け!まったくおまえという奴は…ふふ。気を取り直してもう一通読むぞ」 【彦星は俺の嫁】 織姫「な、なんぞ!?どういう意味じゃ!!ええい次じゃ!」 【世界に滅びを】 彦星「…こういうのを待ってたんだ…」 織姫「欲望の捌け口になるだけならいっそ…!」
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