こぶたのらぷそでぃ

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(*´(00)`) (*´(00)`) (*´(00)`)  満天の星の下、我が家のお庭でアタチは揺られる。 「ねーんねーん……ころーりよー……♪ チャーコはー良いーこだー……♪」 「あ……やっと寝たみたいだぞ……」  ハチの腕の中のアタチを覗き込んで、カイはホッと息をついた。 「あーあ、顔、パンパンに泣き腫らして……困ったコブタだよ」 「うん……」  幻にときめいて、一瞬で断ち切られてしまった恋。  それでもその初めての気持ちは、きっとアタチの中に残る。  たぶん、ずっと。   「明日の夕飯は、大好物の海老フライ作ってあげようかな……」 「それがいい。大好きと楽しい事を重ねていけば、いつか心の傷は癒える。そうやってシンプルに生きればいい……」  失恋はしたけれど、変わらず傍にはカイとハチがいる。  だからきっと、アタチはまた笑えるよ……。  ――その頃、清水画伯のアトリエでは。 「……ん? ここ……あの時の変な場所だ」  彼がキャンバスのド真ん中から顔を出して辺りを見回す。そしてスルリとその絵から抜けだした。 「へえ、不思議。この前はすぐに絵の中に吸い込まれちゃったけど、今回はそんな感じがないや。それにしても……」  ふむ、と顎に手を当てて、彼は自分を生み出した絵画を見やる。 「これ、ボクだよな。しかも前のから少し変わってる……ある意味、斬新に」  新たに加わった模様のようなものに、彼の中で小さな記憶が蘇った。 「桜の花びら……。ここに居ればまたあのコにも会えるかな……」  それは画伯の大いなる力と、わたあめ姫のマヂカラのコラボレーション。  ともあれ、どうやら皆星町に新しい住人が増えそうな気配である--。  こぶたのらぷそでぃ(狂詩曲)おちまい( ´(00)`)  いや、とぅーびーこんてぃにゅー♪ image=500836612.jpg
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