32人が本棚に入れています
本棚に追加
(*´(00)`) (*´(00)`) (*´(00)`)
「まあ……今聞いた話を俺らが分析するとだな……」
いつお家に戻ったのか記憶にない。
たぶんヌコリンが連れて帰ってくれたんだろうけど、気がつくとアタチの前にはカイとハチがいた。
「昼間っからイイ大人が家にいるってことは、絶対ニートだよね」
ぴぴくっとアタチのお耳が震える。
「そして、三國志萌えのコスプレイヤー」
ぴぴくっ。
「百歩譲って、それ系のゲームを手掛けてるキャラデザイナーってこともあるかなぁ」
「そ、それプギ! お家でお仕事してて、あのカッコも仕方なく……!」
「でも長髪をアップにして棒きれで留めてるって、かなりコアなコスプレだよね」
「やっぱりただの変わり者のヲタニートの線が濃厚……」
「で、でも! 目が優しそうで、それで……ヒヅメが可愛いねって……かっこ良かったプギ……」
「……厄介な奴に惚れたな、チャーコ」
カイの言葉にアタチのハートがズギュン!と射抜かれた。
「これ……恋なの? 普通の大好きとは違うプギ……?」
「大好きの左斜め45度から入ってねじ込むアッパーな感じ、じゃないか?」
最初のコメントを投稿しよう!