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それを確認して、ラズはティアの額に口付けを落とした。 開け放たれた窓から射す細い月光。その光の元での口付けは、まるで神聖なもののようだった。 ラズはティアの頬を一撫でし、蝙蝠の翼に似たそれを背中から広げ、窓の外に飛んだ。 闇色の彼は、月光も届かぬ夜へと溶けていった。 .
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