限定彼女

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「慌てるなよ。 また車に轢かれるぞ」 「うるさいな! 大丈夫だよ。 二度も轢かれないもん! ほら、早くいこ? せっかくのお祭り、楽しまなきゃ!」 「……そうだな」 彼女の笑顔に心臓が締め付けられる。 残り時間はあと僅か。 ……今日は彼女の、四十九日だから。
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