0人が本棚に入れています
本棚に追加
その夜
愛からメール
「死が二人を別つまで」
返信
「死が二人を別つまで」
仕事人間の父が帰宅する音が僕の小屋まで響いた。
僕には弟がいる成績優秀、ルックスも悪くない。
半年前にその弟が交通事故で死んだ。
両親は出来損ないのお前が生きてて何故、弟が死なねばならなかったのか。と責めた。それいらい僕は物置小屋で寝起きしている。
一度、警察と虐待撲滅センターに公衆電話したら
親は僕の病で暴れるから近々、治療のためと苦しい言い訳。
後で父に説教されたが、手を出したら次は学校に訴えるし、主治医にも話すと脅したら、念願のスマホを買い与えてくれた。料金はお年玉からひくらしい。
最初のコメントを投稿しよう!