花ももの里の4兄弟
2/12
読書設定
目次
前へ
/
12ページ
次へ
巨大なピンクのわた菓子の中に、いきなり頭を突っ込んだような景色だった。 場所は『勝原駅』というJR越美北線の小さな無人駅。 駅の周囲には白とピンクのハナモモの花がこれでもかと咲き誇り、まるで花のトンネルに紛れ込んだような錯覚を起こさせる。 ここはまさに桃源郷と呼んでいい場所。 私は、衝動的にその駅で汽車を降りていた。
/
12ページ
最初のコメントを投稿しよう!
74人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
2,470(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!