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「あ、ありがと。」
とりあえずお礼を言うと、おじさんはふっと目を細めた。
「…理事長、減給は勘弁してくださいよ。」
困ったように笑うホスト教師。
うわ、こいつもイケメンか…
だが、おじさんはそんなイケメンにも惑わされず冷たい目でもう一度、
「手ェ出すなよ？」
と言い放った。
ホスト教師は、はーい…と諦めたように返事をして、ドアの方へ向かった。
「おい、玲央。教室行くぞ。」
「なんで名前呼びなんですか？」
「気にするな。俺のことは裕司って…「じゃあ、おじさん、春さん行ってきます。」
思わず担任の言葉を遮った。
だって、なんかうざそうなんだもん…←
「はーい、気をつけるんだよー。」
「頑張れよ。」
2人とも笑って手を振ってくれた。
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