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「あー、玲央の席は窓際の後ろから2番めな。
とりあえず、HRは終わる。」
先生はそう言って教室を出て行った。
残された俺は言われたとおりの席に向かう。
その間も刺さり続けるみんなの視線…
いつまで注目されてるんだ…？
席に着くと、隣の奴が声をかけてきた。
「よろしくね！玲央くん。」
ニコニコしながら話しかけてくれるその子は、
「…可愛い。」
と思わず漏らしてしまうほどに可愛かった。
…男子だよな？汗
「え！/// ふふ。ありがとー」
そう言って照れてる姿もまた可愛くて、なんだか癒された。
「えっと、君の名前は…？」
「僕、仲村雪(なかむらゆき)。」
「よろしく。雪…くん？」
「みんなには雪ちゃんって呼ばれてるよー♪」
「じゃあ、雪ちゃん！これからお世話になります。」
ぺこって俺が頭を下げると、こちらこそーと言って雪ちゃんも頭を下げた。
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