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寮長さんは楽しそうにそう言うと、ひょいっと俺を持ち上げた。
そのまま部屋に運ばれドサッとベッドの上に降ろされる。
いつの間にか、さっきまで寮長さんに抱かれていたはずの男子がいなくなっていた。
2人きりで押し倒されてる俺。
……もしかしなくても、かなりマズい状況なんじゃ…汗
どうにか逃れようと抵抗すると、いとも簡単に片手で俺の両手を頭上にまとめあげた。
「…何するつもりですか?」
「何って…ナニ?」
そう意地悪く笑う寮長さん。
いやいやいや、、
俺にそんな趣味ないんで!!!
必死に逃げようとするが、びくともしない。
「そんなに動くなよ、キスしづらい。」
……は?
何言ってんの、この人?
キスされたくないから動いてるんだろーが!!
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