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俺の抵抗もむなしく、どんどん迫ってくる寮長さんの顔。
…整ってんなぁ。
なんでここはそんなにイケメンばっかりなんだよ!
平凡顔の俺への嫌味か!!
もうどーすることもできなくて、そんなことを考え現実から逃げる←
あーもう触れちゃう……!
ぎゅっと目を閉じ構えていると、いつまでたっても特に何もされない。
……??
あ、諦めたのか…?
おそるおそる目を開けると、まだ目の前には寮長さんの整った顔があった。
至近距離で見つめ合う俺たち。。
「…あ、あの?」
この状況に耐えられず、俺は声をかけた。
だって、もうほんとに唇が触れる寸前のところに顔があるからすごい恥ずかしいんだもん…汗
お互いの吐息が顔にかかってくすぐったい。
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