431人が本棚に入れています
本棚に追加
/132ページ
「お前も食う?」
キッチンからかけられた声。
どうやらさっきの奴が作ってるらしい…
そりゃ、この部屋に俺ら以外いないから必然的にそーなんだろうけど…
きゅるるる…っ
俺のお腹が鳴った。
「食う、よな?」
もう一度そう聞かれ、俺は素直に頷いた。
テーブルで待ってるように促され、おとなしく座る。
しばらく待ってると、目の前に皿が置かれた。
そしてフライパンごと運んで来て、そこに俺の分をとって乗せてくれた。
…フレンチトースト。
…え!何これめっちゃ美味しそうなんだけど!!
急にテンションが上がった俺。
食べても良いか?とフレンチトーストとそいつを交互に見て催促する。
最初のコメントを投稿しよう!