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「…可愛いもの?」
似合わねー、と思ったが口には出さないでおく。
「そ。特に可愛い男のコとか?」
そう言って顔を近づけてくる。
「俺、玲央クン超好み。」
………あ?
慌てて後ろに下がる。
「それ以上近づくな。近づいたらしばく。」
急に警戒心をむき出しにして威嚇する俺を見て、河西はまた吹き出した。
「…ははっ、まじおもろいわ。
玲央って犬っぽいと思ったけど、どっちかっていうと猫だな。」
…また意味わからんことを言ってる。。
「大丈夫、冗談だから。俺ノンケだし。」
…ノ、ンケ?
……まじ?!
「お前まじでノンケ?!ほんとに??」
「まぁ、一応。笑
男に欲情する意味が分からん。」
……良かったぁ!!!
これで部屋にいる間は襲われる心配をせずに安心してられる…
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