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学校に着くと、いきなり雪ちゃんに抱きつかれた。
「もー玲央くん遅いよー。お休みかと思ったじゃん。」
「ごめんね?寝坊しちゃって…」
俺がそう言って謝ると、今度から連絡してね?と上目遣いで言われた。
え、何これ可愛い。
思わず雪ちゃんの頭をなでると雪ちゃんは気持ち良さそうに目を細める。
はーーー…癒される。
しばらく雪ちゃんに和んでいると、急に隣から話しかけられた。
「ねぇ、俺も撫でてぇ?」
……はい?
ちょっと理解できなくて、振り返ってみる。
そこにはへらへらと笑ったイケメンがいた。
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