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「……ふぅん。」
そいつはそうつぶやくと、じろじろと俺のことを見つめた。
そして、にやりと笑い、
「…お前、気に入った。」
………は?
なんで。
俺は驚いて思わずそいつの顔をガン見した。
バッチリと合う視線。
「俺は龍崎帝(りゅうざき みかど)だ。会長をやってる。よろしくな。」
そして怖そうな見た目とは真逆な、すごく優しそうな微笑みを見せた。
……思わずドキッとしてしまったのは、スルーしようか←
「こちらこそ、よろしくお願いします。」
ぺこっと頭を下げた。
親衛隊として、しっかりと礼儀は守らないと。
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