431人が本棚に入れています
本棚に追加
/132ページ
『ねぇ、いつまでイチャイチャしてるのー?』
二つの重なった声が急に聞こえてきた。
ひょこっと会長さんの後ろから可愛い男子が2人、顔を出す。
『結城玲央くんて爽真のお気に入りのコでしょー?
僕たちにも紹介してよー』
2人は実に息ぴったりにそう言った。
『僕たち、双子庶務の…』
「空斗と」
「海斗」
『だよ☆』
「はじめまして。親衛隊総隊長を務めさせていただいてます、結城玲央です。」
俺がぺこっと頭を下げると、双子は急にぐるぐる回り出した。
そして止まって、
『どっちが誰でしょう?』
と、とても王道な行動をした。
最初のコメントを投稿しよう!