転校生がやってきた

10/47
前へ
/132ページ
次へ
そこに写ってたのは、金髪に透き通るような白い肌、そして青い瞳のハーフっぽい顔の少年だった。 まさに美少年という言葉が似合う容貌。 「……これ、誰。」 俺が思わず言葉をこぼすと、転校生くんが振り向いて反応した。 「ん?俺だけど。」 黙れよ、モップ。 なんて口には出さず、ただただ写真と転校生くんを見比べた。 サラサラの金髪に対して、ボサボサの黒髪。 どう見ても次元がそもそも違う。 唯一共通している部分といえば、白い肌くらいだろうか。
/132ページ

最初のコメントを投稿しよう!

431人が本棚に入れています
本棚に追加