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「いやー、俺ね、変装してるんだ。
父さんが俺が元の姿でここの学校入学することを許してくれなくて…
こんなに美しい智也が入ったら間違いなく襲われてしまう!!!
って。
心配性だよね~。」
転校生くんは聞いてもないことをペラペラと話してくれた。
「…あ、秘密にしなきゃいけないんだった。
俺が変装してること、黙っといてね。」
…こいつはバカなのか?
俺はなんだか頭が痛くなった。
翔おじさんも顔が引きつっている。
こいつと関わると面倒くさいことになりそうだ、と俺の中で警告音が鳴り響く。
にも関わらず、なんと俺のクラスに転入してくるみたいだ。
…終わった…
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