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「知り合いじゃな…「親友だ!」
………は?
俺の言葉にかぶせてきたのはもちろん転校生くんで、そして親友だというのはもちろん俺のことで。
「え、そーなのぉ?」
会計さんが驚いた様子で俺の顔を覗き込む。
いや、そんなことないですぅ~
「そんなわけな…「そうだぞ!」
イラッ…
また俺の言葉にかぶせてきた。
「俺たちはもう名前で呼びあう関係だからな!親友だ!」
…いやいやいや、おかしいでしょそれ。
「それだけで親友っていうのぉ~?」
ほんとそれだよ!
なんだか、会計さんがまともな人に見えてきた。
…いや、背後から抱きついてるのを除けばだけど。
「そうだ!親友だ!」
転校生くんはさっきから親友だと言い張ってばっかりで、認めてもらえるまで意見を変えるつもりはないらしい。
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