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「でもぉ…っ。ぐすっ。」
「転校生くんは玲央ぴょんのことが大好きなんだねぇ☆」
会計さんが楽しそうにそう言った。
すると急に転校生くんは泣き止んだかと思うと、わなわなと震えだした。
「?
おい、どうしたんだよ…」
「べ、別にっ!
す、すすすすす好きだなんて…!!////」
なんでそんな顔真っ赤にさせてんの。
転校生くんは俺と目が合うと、さらに顔を真っ赤にさせて、
「好きじゃねぇし!ばかっ!」
そう言って教室を出て行ってしまった…
残された俺には状況が理解できない。
え、なに。
どしたの。
「ふふっ、玲央ぴょんはみんなに愛されてるんだねぇ~。」
会計さんは再び俺に引っ付いてきてそう言った。
……なんなの、こいつら。
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