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――。
ジンインはシャワーを浴びた後、無造作に髪にバスタオルだけを巻いて、バスルームから出てきた。
高層階にひとりで借りている部屋だ。
尋ねて来る者もいなければ、外から覗かれる心配もない。
身体を締め付ける下着は好きでなかった。
身体をかがめて冷蔵庫から水を取り出す。
不自然な体勢を作っても、どこかが弛んだりはしない完璧なボディラインだ。
だがこれが、後少しもすれば、見るに堪えない姿になる……。
ジンインは密かにため息をついた。
突然、その喉元に、持っている水よりもヒヤリとしたものが触る。
首の後ろに厳しい衝撃を受け、ジンインは気を失った。
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