7人が本棚に入れています
本棚に追加
ではなかったか。友達が「する」ものならば
恋人や家族も「なる」ものではなく「する」
ものなのだろうか。
考えているうちに美奈子は眠っていた。
大介は彼女を眺めて溜め息をついた。この
状況で寝られるって相当根性座ってるな。
規則正しい寝息を立てる無邪気な寝顔は挑み
かかるような不敵な微笑を見せた女と同じ
人間には見えない。
大介は美奈子をこれまで会ったことのない
不思議な魅力をを持つ女だと思った。
最初のコメントを投稿しよう!