7人が本棚に入れています
本棚に追加
大きな窓からは横浜港が一望できた。窓の
向こうに広がるの紺碧の海は一枚の絵の
ようだ。
美奈子はダブルベッドの端に腰掛けた。
大介もベッドの端に腰掛けると美奈子に
尋ねた。
「足、大丈夫ですか。」
ミュールを脱ぐと青アザが出来ていた。
「骨は折れてないし、大丈夫でしょ。」
「…すいません。」
「何回も謝らない。」
「待ち合わせの時間に遅れて焦ってたんです。
最初のコメントを投稿しよう!