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今僕がいるのは湯船の中である。それだけならまだいい。何が問題なのかと言えば。
「あら、案外良さそうなお風呂ね」
「広いですね、これなら全員入れそうです」
「にーさま、にーさま!」
「ご主人様、失礼致します」
何をトチ狂ったのか、母さんが「じゃあ親睦を兼ねて皆で入りましょう」と言いやがったのだ。僕としてはマリアさん辺りにカレンを任せるつもりでいたのだが大誤算である。
別に、嫌というわけではないのだが、居た堪れなさが込み上げてくるのでご遠慮願いたかったわけだ。僕だって前世込みで考えれば二十歳を超えてるのだし、誘われたら致したくもなってしまう。まだ興奮しないけど。
というわけで一応描写はしておく。まずは母さんだが、二児の母とは思えないプロポーションで多少背は低いが、ロリ巨乳というよりはトランジスタグラマーと言った方がいいだろう。死語だけど。今年で二十二歳になるはずだが、童顔とあいまって幼く見えてしまう。剃毛をしているのか綺麗なVラインが視界に映る。
続いてマリアさん。確か今年で二十歳くらいだっただろうか、女盛りな時期であり、故に身体つきも少女の芳しさではなく女の色香を感じさせる。胸はやや控えめであるがスラッとしたモデル体型は男受けすること請け合いだろう。特に腰の括れが絶妙だ。恥毛は薄いらしく、特に剃り揃えるなどはしていなさそうだ。
さてクリスはまあ、まだまだ子供であるので、そもそも男女の区別などつけようもないくらいである。唯一見分ける方法があるとしたら一物の有無くらいだろうか。無邪気にパタパタと歩みを進めては割れ目が大っぴらになってしまうわけだが、当の本人がそんなことを気にするはずもない。羞恥心の類は皆無である。
最後にカレン。彼女もまだまだ子供であり、性差を感じさせるには些か若い。当然だが胸はまだ膨らんでおらず、あまり良い食事を与えられなかったからか見てて少し心配になるほどにほっそりしている。年齢によるものか、クリスと比べて恥部はややぷっくらしており、実に柔らかそうだった。
……冷静になってみればどう考えてもただの変態である。僕は激しく自己嫌悪した。
「ご主人様。お身体をお流し致します」
「え……あ、お願い」
名目が親睦を深めることである以上、無下にするわけにもいかない。背中も前もすっかり洗われてしまった。股間に視線が集中したのは気のせいだと思いたい。
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