第1章

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「見上げてごらん夜の星を~ あれ? この続き何だったけ? 覚えているかい千奈ちゃん」 「小さな星の 小さな光が ささやかな幸せをうたっている ですよ、お父さん」 「あ! そうだった。 僕は千奈ちゃんを幸せにできたかな?」 「ええ、ささやかどころか、たっぷり頂きましたよ。 これからも長生きして、もっと沢山、幸せをくださいな」 「当然だ、曾孫の結婚式を見るまで頑張るからね」 「はい」
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