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「見上げてごらん夜の星を~
あれ? この続き何だったけ?
覚えているかい千奈ちゃん」
「小さな星の 小さな光が
ささやかな幸せをうたっている
ですよ、お父さん」
「あ! そうだった。
僕は千奈ちゃんを幸せにできたかな?」
「ええ、ささやかどころか、たっぷり頂きましたよ。
これからも長生きして、もっと沢山、幸せをくださいな」
「当然だ、曾孫の結婚式を見るまで頑張るからね」
「はい」
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