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黒慧「はぁー、あっちぃ…」
そう言いながらワイシャツを扇ぐ一人の青年。
片岡黒慧 今年大学に入学したばかりの大学一年生。
容姿は
髪は短く短発で、色は黒。アホ毛が一本目立ち、
黒色の眼鏡を掛けており、左耳にピアスをつけている。
服装はワイシャツに黒のジーパン。
後特徴的なのは左手に付けている、黒のブレスレットと言う端から見ればチャラチャラしていると思われても仕方ない格好をしている。
黒慧「くそぉ…7月入ったばっかでこの熱さとか…死ねる」
日付は7/1夏本番になりつつある。
そう黒慧は愚痴を溢しつつも大学から徒歩で帰宅している途中…
黒慧「んー、なんだありゃ…?」
黒慧の前には、普通であれば平坦な道路が続いてるはずなのだが…そこにはゆらゆらと動く大量の彼岸花があった
黒慧「彼岸花?なんでこんな道のど真ん…あぁ、此が蜃気楼ってやつか。初めてみたな、へー」
と、初めて見た蜃気楼に驚きつつも彼岸花へと進んでいく黒慧
黒慧「あれ、蜃気楼って近づこうとしたらどんどん遠くへ離れていくものじゃなかったかな?それに…実際触れるような…」
彼岸花の中へと入った黒慧はそれが蜃気楼ではなく実在する彼岸花であることに気付く…だが、
黒慧「あれ?いつの間にこんなに霧が出ているんだ…く、あ、頭が…」
自分の周囲が霧がで包まれていることに今更ながら気づいた黒慧だが、急にめまいが生じる
黒慧「な、なん…か。めんどうな…こ、と…に」
面倒ごとに嫌う黒慧だが、動くこともままならずその場へ倒れてしまう。
と、そこへ誰かの声が響いていく。
?「あら…こんな所に生きてる人間が迷い混んで来るなんてね…ふふ、面白そうね」
そんな声が聞こえた気がする黒慧だが、そこで意識を失ってしまう。
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