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序章~お誕生日の命日~
運命の日は突然やってくる。
5,6人が少し狭い部屋に入っている、時刻は13時。
『ハッピバースデートゥーユーーー!!!誕生日おめでとーーう!!』
みんなで声を合わせて言う。
「ありがとーう!」
うれしそうな少年、よりも青年と言ったところか。
「おめでと~!」「いいなぁ~、誕生日早くて~」
そんな言葉が口々に発言される。
「何言ってんだよ、お前らも誕生日くるだろ?」
笑いながら青年は言う。
だが、その楽しいひとときから8時間後、21時のこと。
その青年は日常から、非日常に放り出されることをまだ知らない…
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