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口内いっぱいに頬張りながら味わう一彰のものは、いつまでこうしていても飽きないと思えるほどたまらなく愛しい。
これが自分の中を突き、かき混ぜて悦楽を与えてくれるのだと考えただけで後孔が疼いた。
「覚馬、そろそろ俺にも覚馬を味わわせてくれ。あんまり焦らされると襲うことになるぞ」
このまま射精を促すつもりだったが、何度もすることが一彰の負担になると、夢中になっていた覚馬は気づいた。
「ダメだって。今日は僕に任せて」
一旦立ち上がり寝室から潤滑剤を取ってくると、下着まで脱いで再び一彰の膝の上に跨がった。
「ちょっと待ってね」
さすがに解さないと一彰を受け入れることはできず、潤滑剤を使って後ろを解しながらキスを求める。
舌を絡ませながらも手を動かしていると、不意に自分のではない指が入ってきた。
「あ、ちょっと一彰さん。あっ」
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