《1》

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その後俺が一方的に構いまくって構いまくって、何故だか雨の日に空き地で決闘をして仲良くなった。 ビショビショになってたから近くだった俺の家に連れて帰った。その時にワンコが実家と仲が悪くて家に帰りたくないというのを聞いて、うちの子になればいいと思って我が家で生活するのを進めた。 何も連絡がない風なワンコの実家は少し気になるがワンコが側にいてくれる今が好きだからいい 「…う、ん。あれ、寝て、た?」 あ。過去を振り返っている間にワンコが起きた。 「寝顔も可愛いかった。」 「…珪眞さん!起きてたんですか!?ごめんなさい、もたれかかるように寝ちゃって…」 「ワンコが恋しくなってゲームから出たら、ワンコが俺にくっついてスヤスヤ寝てたから頭撫でて、足りなくなってたワンコ成分を補充してた。」 いい時間だった。 「またそういう恥ずかしいこと言って!俺、珪眞さんにワンコって呼ばれるの嫌いじゃないしわんって返事もしますけど、犬じゃなくて人間ですからね! 珪眞さんのやってること、脳内妄想で俺を本物の犬にしとかないと、ベーコンレタスな感じになりますよ!」 何故ワンコを人間として扱ったらサンドイッチの具材になるのか理解に苦しむんだが…。 分かるか?
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