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ほう。無料で貰えるのか。俺は無料で貰える物は好きだ。
夜街中でぶらぶらしてるとヒョイっと貰えるティッシュとか、スーパーの中を歩いてるとおばちゃんから貰える試食品とか。
規模が違う?うん、俺もそう思う
「でも応募して当選しないといけないんだろ?どんだけ応募するかにもよると思うが、俺に当たる確率は低いと思うぞ」
「でも応募しないよりかは当たる可能性ありますから!俺の名前でも応募しますんで!」
「そうか。まあ出すだけやるか」
ワンコはゲームが楽しみなのか顔がへにゃってなっている
そういえば
「ワンコ、今日のテストは大丈夫か?」
「へっ?・・・テスト?」
「そうだ、今日は4教科、明日は3教科のテストがあるだろ?」
「ノオォオオォ!」
頭を抱えてしまった。近くに行ってわしわしとワンコの頭を撫でる。楽しい
~~数日後~~
『宅配便でーす。判子お願いしまーす』
「あ、どうもどうも」
人の頭くらいの大きさの箱だ。なんだろう?
家の中で開けてみる。
あ、これワンコが応募しようっていうから応募したゲームが無料でくれるブイアーなんとかだ
当たったのか。どっちが当たったんだ?
ん。俺か。俺なのか。
ワンコが当たったら俺はやらずにいようかと思ったんだが、俺か。βテストとやらもやらなければいけないんだよな
「あ、 珪眞さん、なんかチャイム鳴ったけど、なんでしたか?」
「ワンコ、ばーちゃんワールドのβテストに当たったみたいだ、俺。」
「すごい!すごいですよ、 珪眞さん!おめでとうございます!
明日からβテストが始まるので、もう今日からキャラ作成だけ始めたらいいですよ」
こういうゲーム初めてなんだが、大丈夫かな
「ワンコはどうする」
「うっうっ…クゥーン(*´・ω・)くぅーん
珪眞さんがβテストをしてる期間だろう時期は、がっつり再テストや補習が入ってます・・・」
「テスト、良くなかったもんな」
「βテストが終わって、本格的に配信が始まったら俺も始めるので、よろしくお願いします」
「分かった。その時はいっぱい遊ぼうな、ワンコ」
「わんっ」
ぶんぶん☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
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