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その頃、惑星ゲーム世界統一政府では。 「インフィニティの反応が消えましたー! 先程呑み込まれたと思われる米英空軍との交信も復活。」 「何が起こった!情報収集。直ちに各国首脳へ連絡。緊急招集発令ー」 惑星ゲームとは、この黄色い液体=インフィニティを討伐するための、全人類に課されたミッションだった。 当時、惑星に到達した各国軍隊は、パンドラの箱、インフィニティを開けてしまった。 インフィニティは、あらゆる火力、細菌兵器をもってしても、討伐不可能で、人類は呑み込まれるばかり。 追い打ちをかけるように、今まで高度な知能を有しなかったインフィニティは、人間を吸収することで、徐々に自我に目覚めていった。 そして、インフィニティは思う。 地球も食べちゃおうと。 人類の地球滅亡へのカウントダウンが始まった。 そこで、各国首脳陣は考える。 全人類を持って、インフィニティを討伐しようと。 エボリュートには地球にはない鉱物資源が豊富であり、それらを改良することで、今までにない、兵器の開発が可能になっている。 そこで、政府は武器を提供し、人々はレベルを上げることで、インフィニティの討伐を考えたのだった。 正直、実現性は低かったが0ではない。 ただ、数百年単位で人類が進化していくことが前提だった為、その前にインフィニティの侵略を許してしまう危険性もあった。 その折のインフィニティ討伐である。 こうして、裏目的のあった惑星ゲームは終了した。 しかし、その直後からまた違う思惑が交差する惑星ゲームが進行する。
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