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轟音とともに、宇宙船が惑星に到着する。
俺は一年間、運営に見つからないように、例の落ちたクレパスの裂け目で暮らしていた。
悪い事はしてないが、何かいけない事をしてるような高揚感がたまらなく気持ちよかった。
てか、インフィニティは、ありとあらゆるものを飲み込んでいたので、生活には全く不自由はない。
むしろ、地球よりバブリーだ。
ただ、可愛い女の子がいないのが残念だけど。
俺は、高レベルでなければ到底近寄れないような断崖絶壁に横穴を掘り、コッソリそこで暮らしていた。
コッソリ暮らしてるからって、狭いわけでなく、東京ドーム程の広さはある。
また、軍の基地が丸ごと飲み込まれていたので、そこから監視カメラなどを拝借して、侵入者が入ってきても分かるように細工もした。
えっ、そんなこと素人にできるのかって?
なんか、インフィニティを倒した時に、インフィニティが飲み込んだ人達の知識なんかが引き継がれて、何となく出来ちゃったんだよね。
だから、インフィニティっていう名前も知ってたっていうわけ。
そうこうしているうちに、数時間経った。
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