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家に入った俺達は違和感を覚えた
いつもならテレビの音が聞こえて、家族の笑い声が聞こえて
家族の団欒というものを感じるのに
今日に限ってなにも聞こえない。静寂の空間が漂っていた
黒ゆま「お母さん?」
白ゆま「なんか静かだね…なんでだろ…」
ゆまママ「…あの……私が…とる……」
ゆまパパ「なに……俺があいつらを………」
黒ゆま「ママ、パパ?」
白ゆま「こっちにいろ」
白は感が鋭く、2人が何を話してるのかすぐに察した
黒ゆま「なんで?2人が話してるから?」
白ゆま「ばっ、声が大きい」
ゆまママ「黒、白!」
2人の声に気づいた母親が驚いた顔でふたりを見つめ気まづそうにしていた
黒ゆま「何お話してるの?」
ゆまママ「別になんでも『2人は離婚するんだ』……」
黒ゆま「……えっ」
白は気づいていた。あぁ、やっぱりと…
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