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私「誘っておいて自己紹介がまだだったな。
国白乙葉、国語の教師をしている。」
「弓谷湊です・・会社員になりたてですかね。」
私「単刀直入に聞かせてもらうが、
何か悩みでもあるのではないか?」
「悩みのない人の方が・・少ないと思いますけど。」
私「確かに、大なり小なり悩みはつきものか。
だが、君の場合人とは違う気がするが。」
「貴女に・・何がわかると言うんですか・・
自分でも自分がわからないのに・・。」
暗い瞳に・・さらに陰がうつる・・
私「せっかくの機会だ、話してはもらえないか?」
「話して何か変わるのなら・・言いますけど。」
私「人に話す事で、多少なりとも楽になるかもしれん。」
重たい口を・・開いてくれるだろうか・・
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