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どうしても俊ちゃんの顔を見れなくて、俯いたまま今の自分の気持ちを伝える。
俊ちゃんから注がれる視線を痛いほどに感じるから、顔を上げたくても上げられなくなってしまった。
「でも俺は、陽菜のことが好きだ」
俊ちゃんからの真っ直ぐな想いが痛いほどに伝わってくる。
応えられるものなら応えたいけれど、あたしにはやっぱり無理だよ。
「言っとくけど、俺、かなりしつこいよ?」
俊ちゃんの強い想いに言葉に詰まってしまう。
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