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「そんなことしないよ。陵こそあたしのこと、フラないでね」
“俺からはぜってえフラねえよ。つーか、ずっと一緒にいような”
「うん。ずっと一緒にいたい」
これから先、ずっと一緒にいられたら本当に本当に幸せだな。
心からそう思った。
「ねえ、陵」
“ん?”
「……会いたい」
俊ちゃんとキスしてしまったせいか、心の奥底に何だかモヤモヤとしたものがあって、それがどこかあたしを不安にさせていて。
無性に陵に会いたくなってしまう。
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