第5章 宏

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台所へ行くが誰もいない。宏の部屋に行っても誰もいない。 「何処へ行ったんだろう。」 玄関に向かった。すると首が切り落とされた死体があった。 「なんで・・・・。」 その死体は宏だった。 もう胸がはち切れそうで、頭の中には怒り、悲しみ、いろんな感情、思考が渦巻いていた。 涙が止まらなかった。もうあの笑顔は見れない。 「誰だよ、こんな事した奴。出てこいよ!くそがくそがくそがーーーー。 なんでだよ。」 もう何もかもがどうでもよくなった。死にたいとさえ思った。だが、何かが邪魔した。誰かが邪魔をした。 「椿姫・・・。」 なぜ関わりのなかった彼女を好きになったのか。それは・・・。 「ひとめぼれかな」 ちょっとだけ笑ってみた。だけど、 「どうすればいいかわかんねーよ。」 ---------------------------------------- ???「フフフ。いい感じに仕上がってきたな。主人公も。悪役もね。」 ギャッハハハハハハ
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