第2話 俺TUEEE!

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うーん、シャープ・フルプレートアーマーが12万ゴールド・・・・魔法装備レベルがGでこの値段・・・こりゃ・・中古でも魔法装備買うのは無理だな。 おっ、こっちのプレートアーマーは3000ゴールドか、安いな、魔法装備じゃないけど防御力は高そうだな。 そんな感じで店内を物色してると、何やら雰囲気が他の商品棚と全然違う場所に迷い込んだ。 何だここの商品は・・淀んでるというか・・何というか・・黒いぞ黒い! 「お客さん、そこの商品はあまりお勧めできませんよ」 店の商品を売るのが仕事のはずの店員さんが、そんなことを言ってくる商品棚って・・逆に興味でるぞ・・ 「そこにある物は全部、呪われた曰く付き(いわくつき)商品です」 「げぇ!」 ちょっと棚から離れる俺。 うん・・でも待てよ・・ちょっとここの商品の値段って・・ 「ルーン・ブレストプレートが1000ゴールド!」 「安いなぁ・・・いや・・でも呪いが・・・曰くが(いわく)・・・」 さらに棚の上の方に置いてあった指輪に目がいく。 「ちょっと待ってよ・・フォース・マジックリングが2000ゴールドだと!」 これ2つ買っても3000ゴールドって安すぎでしょう。 俺は店員さんをじっと見つめ。 「ちなみにこの2つの装備の呪いとか曰くってどんなもんですかね?」 「えーとですね」 店員さんは何やら店の商品記録みたいなものをパラパラ見ながら。 「そのブレストプレートは弊害Lv5の呪いが付いてますね」 「弊害の呪いって?」 「あっ獲得経験値が半減する呪いです」 「買った!それ買った!」 「え?いいんですか?半減ですよ、経験値が」 「いいんです」 てか元々俺に経験値何ってもんが入ってるのかどうかも微妙な感じなので関係ない! 「マジックリングの方はどうかな?」 「こっちはえーとあれ・・何だろ詳細が書いてないですね・・一言【うざい】とだけしか書いてない」 「よくわからんけどそれも買った!」
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