七夕祭りの夜に

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A 「ねぇ、虫除けリング無いんだから、近くにいてよ」 B 「そんな事いったって、誰かに見られるよ」 A 「良いじゃない。この際なんだから。ねぇ、私と手を繋ぎたくないの?」 B 「えっ?あっ、、、いや。。。虫除けね。 虫除け・・・。どうせ、、、ね。」 A 「もうっ!本当に鈍いし。生まれる前の事忘れちゃった?私のことも?」   「あんなに私の事守ってくれた、私だけの銃士だったことも・・・」 B 「・・・・でも、志半ばで、果たせなかった・・・」 A 「うそ。。。記憶、有るんじゃん。」 B 「だまってて、ごめん。」 A 「・・・・いいよ。    誓い果たせなかったから、また生まれ変わってきてくれたんだね・・・。        ねぇ。あの時と同じように星に誓って。        そして、これからずっと、ずっと、私の周りの虫も災いも振り払ってくれない?」
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