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拓海「来月ってなんなんだ?」
拓海はそんなことを考えながらギルドに帰った
シノン「たくたくどうしたの?考え事?」
拓海「たくたくって… シルフィと別れた時にまた来月って言われて何なんだろうって」
シノン「来月?…あそういえば来月は夏休みの終わりか。じゃあ学校でまた会おうねってことじゃないの?」
学校かテンプレだな(既視感)
拓海「うーんでも俺編入の手続きしてないんですけど」
シノン「ご両親は?」
言い訳どうしようかなぁ、魔物に殺されたって感じで行くか
おふくろ…親父…勝手に殺してごめん!
拓海「俺の住んでた村は魔物に侵略されてもう…」
シノン「そうだったんだ…じゃあ僕の養子にならない?」
拓海「へ?」
シノン「それだったら学校にも行けるしこのギルドに住めるし一石二鳥だと思うけど」
住めんの?学校はまだこの世界のことあんまり知らないから出来ればいきたいし…住居も確保できるなら…
拓海「シノンさんがよければ」
シノン「ほんと!?じゃあよろしくね!たくたく!」
拓海「はいはい…ってかたくたくやめて」
拓海「キーナさーん、依頼とかないんですか?暇すぎるんですけど」
俺がシノンさんの養子になってはや三日。
依頼を受けて小銭稼ぎしている
キーナ「んーと、このシルバーウルフの群れの討伐なんでどう?」
シルバーウルフは危険度Bの魔物でそこまで強くはないが群れをなして行動するため、危険度Aになっている。
拓海「んじゃ行ってきますー」
キーナ「気を付けてねー」
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