気づいた想い

18/33
前へ
/33ページ
次へ
自分には、まだ俊ちゃんを好きだという自覚がなかった。 だから、俊ちゃんのことをお兄ちゃんとして見れたし、俊ちゃんもあたしのことを妹として可愛がってくれていたと思う。 でも今考えれば、あの頃の俊ちゃんへの想いは確実に“恋”。 それ以外のなにものでもなかった。 そんなことを思い出してしまった。
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

209人が本棚に入れています
本棚に追加