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◇
翌朝、今日俊ちゃんが来ると言っていたことを思い出した。
どうしても今は会いたくない。
だから有希の家へ避難することにした。
有希に会って、まず一言目に「その顔どうしたの!?」と叫ばれてしまった。
昨夜あの後ずっと涙が止まらなくて、泣きながらいつの間にか眠りに就いたせいで、朝瞼が開かないほどに腫れていた。
すぐに保冷剤で冷やしたりしたけれど、限度があった。
有希の家へ行った頃には、腫れはだいぶ引いていたけれど、それでも見られたものじゃなくて、有希を吃驚させてしまったんだ。
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