気づいた想い

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愛する娘、陽菜へ 陽菜がこの手紙を読んでいるということは、私達はもうこの世にはいないんでしょうね。 こんな手紙を残しておくなんて、いつ私達が死んでもいいように……なんて思って書いたわけではありません。 私達の大切な親友が、大切な娘に一言も残すことなくこの世を去ってしまい、万が一私達に何かあった時に、陽菜にとって二度も、そんな寂しい別れを経験させたくはない……と筆をとりました。
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